みみの日記

私立高校2年生の娘と母の日常を綴ってます

片付け三昧のお盆休み



帰省からいつもの日常に戻ってきました。
昨年は娘が受験生で連日塾だった為に行けなかったので、今回はかなり長めの帰省となりました。片道600キロ超なので、せっかくだから長期滞在。






今回の記事は娘とは無関係な内容です。





今回、夫と娘は夫の実家から空路で入る為、私が1人で車で帰省。
代わりの運転手が居ないので、ちょっと緊張しましたが無事に着きました。






お盆休みで実家に帰省というと、娘は上げ膳据え膳で羽伸ばしと言いたいところですが、数年前に父は他界し、母は一人暮らし。そして癌を患ってから、体調が悪くなる日があったり、薬の副作用が辛い日があるようで、日頃出来ない親孝行をする時間になってます。
もう若い頃のように甘えられない。散々甘えてきたけど〜(笑)





築30年の一軒家。
ものすごい量のモノが詰め込まれてます
父が他界し、父のモノを片付けようと促しても、母にとってはどんな些細なものでも父との思い出になってしまいました。チョットでも片付けオーラを出してしまうと、断固拒否!し機嫌が悪くなる母……






母も年々歳を重ねて頑固にもなるだろうし、判断能力も落ちてくるはず。片付けは母が他界して私の仕事になるのか……と半ば諦めてました。







が、しかし…………
帰省前に母と電話をしていたときのこと。
「お父さんが買った要らない椅子を捨てたいんだけど、1階に下ろせないし粗大ゴミに出すのも大変で困ってる……」
と母が言うので、
車で帰省するから捨てに行くよ〜
と約束。
父の購入した要らない椅子が4脚を捨てたいとのこと。全て通販で購入したけど、座りにくいなどの理由で買い直し溜め込んだモノたち。そして、戦前生まれの父は、要らないものを他人にあげる以外の処分の方法を嫌がって、どうにも出来ませんでした。
モノがない時代に生まれ育った父は、定年退職してから(私からみるとつまらないものを)色々買い漁って、
安いだろう〜?
と得意げに自慢してました。
老年になると収集癖が出てくる人が多いと聞いてましたが、まさに父はそれに当てはまってました。






さて、お盆休みはクリーンセンターは稼働しており、願ったり叶ったり。後から乗り込んで来た夫にもお願いして、実家の断捨離祭りとなりました*\(^o^)/*
お父さ〜ん、悪いけど使わないから捨てるよ〜
と言いながら、椅子の他にも机やカラーボックス、晩年父が収集してた大量のモノたちを詰め込めるだけ詰め込んで、いざ出発。
クリーンセンターのおじちゃんも、こりゃスゴイね〜とビックリしてました。






母は、
悪いわね〜
と恐縮してましたが、もうこの際要らないものを全部捨てようと促しました。父の着ていた服やそれを納めていたケース、母が重くて運べない雑誌や本など、使用していない自転車、布団、通販で購入して開けていない商品など出てくる出てくる〜。





リビングの使い勝手のいい収納家具の中は、何となく取っておいてあるモノに占領され、普段使うものはその辺に置かれてる状態だったので、
手伝うから要るものと要らないものを分けて使いやすくしよう
と一度全部取り出し、「要る、要らない」を母に確認して貰いました。






全部出す事に拒否反応を示すので、
中を見ないと分からないし、取り出すだけだから。要るものは戻すよ。
と何度も言って取り出しては収めを繰り返してるうちに、母も最初は要ると言っていた取り扱い説明書がどうせ読んでも分からないし要らないと、要るから要らないに180度変わってじゃんじゃん捨てるように。





個人情報が〜と心配したりしてましたが、一度いっしょにクリーンセンターに行って、即焼却される事が理解できたようで、郵便物などもその場で捨てられるようになりました。
(シュレッダーは通帳を入れて壊れてしまってました)





結局、我が家のワンボックスカーにゴミをパンパンに積んで、4回も捨てに行きました。
夫が力仕事を引き受けてくれて、母は
「○○さん、こんな事もできるのね〜。見直したわ。」
と驚きと感謝でいっぱいの様でした。






俺は頭と口先しか使えないと思われてたんだろうな(営業一筋)と大笑いしてました。
まぁね、私の実家にいると、大酒飲んで寝てばかりだったから(笑)
夫と私は母から片付けをしてくれたからとたくさんのお小遣いを貰い、次回も頑張ろうと心をひとつに!






これからの帰省は、実家の片付けになりそうです。私たちだって歳をとっていくので、大掛かりな片付けができるのも数年かな〜。













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